アンドリュー・カーネギー

アメリカの鉄鋼王。(1835〜1919)
自分が成功したノウハウを万人に享受することを望み、またナポレオン・ヒルに数百人に上る成功者を紹介し成功に至るまでのノウハウを分析し、20年に渡り調査することを依頼した。

使い切れない財産を墓場まで持っていってどうするのか?いう気持ちを持っていた。
彼はアメリカの鉄の25%を占める、自分の製鉄所を2億5000万ドル(当時の金で)売却し、教育・慈善・平和活動に生涯で3億5000万ドル以上を寄付している。

自分を含めた成功者のノウハウを使えば、誰でも成功することが出来る。と考えていた。
このノウハウを公開すべく、ナポレオン・ヒルに依頼し尽力した。現在、彼のこの考えは正しかったことは、数々の成功者がこのノウハウを用いて成功している事から証明されている。


ナポレオン・ヒル

成功哲学の祖、アンドリュー・カーネギーからの意思を受けて、あの有名な「思考は現実化する」を出版した人。
カーネギー氏は「自分の成功したノウハウを享受すれば、誰でも成功できる」と確信していたが、もっと多くの成功者からノウハウを聴取し、それを体系的にまとめるにはカーネギー自身は歳を取り過ぎていた。
その為、多くの青年と面談し、カーネギーの「成功者は紹介する。しかし金銭は一切出さない。まとめるには20年間費やすだろう。答えはYESかNOか」という問いに「YES」と答えたのがナポレオン・ヒル一人だけだったという。
彼は成功者を紹介してもらい面談して内容をまとめていった。この間、約束通り資金援助は無かったが
ヒル氏自身成功したことは現在もナポレオン財団が存在することでも明らかであろう。カーネギーには判っていたのだ。資金援助などしなくても成功者の話をまとめればヒル自身成功することが・・・

「玉、磨かなければ光なし」という諺が有ります。この本でも「脳力は有っても使わなければ無いと同じ」と言っています。 是非、読まれることをオススメします。若いほど今後の人生にプラスになる事でしょう。

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